練習では弾けるのに、人前だと手が震える。
そんな日、ありますよね。
きょうのレッスンは思うように弾けませんでした。でも、帰り道に寄ったお店でそっと鍵盤に触れると、不思議と音が出ました。
あぁ、テクニックの前に「気持ち」が固まっていたんだ——。
同じように立ち止まったことのあるあなたへ。ここから一緒に、また一歩進めるヒントを書きます。
発表会直前のレッスンで起きた出来事
今日はピアノのレッスンの日でした。
明後日に発表会が控えていたのでリハーサルのつもりで挑んだのですが・・・
全然弾けませんでした。
頭が真っ白になって、指が思うように動かない
いつもどおり弾こうと思えば思うほど焦りが増していって、
どこを弾いているかわからなくなるくらい音も心もバラバラになっていく感じがしました
あれだけ練習したのになぁ。
そんな思いが頭をよぎり、正直ちょっと落ち込みました。
家では弾けるのに:原因は“下手”ではなく“緊張”かも
きっと、同じような経験をしたことがある方も多いと思います。
練習では弾けるのに、本番やレッスンになるとうまくいかない。
「どうして?」と自分を責めたくなる日。
頭では「気にしすぎないように」と思っても、体が先に固まってしまうんですよね。
今日はまさにそんな日でした。
人目がない場所で弾いたら、指が動いた——気づいたのは心の状態
帰り道、ふらっと立ち寄った電気屋さんに電子ピアノが置いてありました。
「さっきは全然弾けなかったよなぁ〜」
「今なら弾けるかな、人もいないし弾いてみよう」
そう思い座って弾いてみましたら・・・ 不思議とスッと音が出ました
レッスンのときのような緊張感もなく、自然に体が動いたんです。
その瞬間、気が付きました。
「きっと弾けなかったのは、テクニックじゃなくて気持ちの問題だったんだ」って。
場所が違うからでも、ピアノが違うからでもなく
”失敗できない”と思う気持ちが指を縛っていたんだと思います。
嫌になる日=練習じゃない? いいえ、それも立派な“ピアノの時間”
正直、うまく弾けない日は嫌になります。
頑張って練習したのに、成果が出ない。
それどころか、普段できることまで出来なくなってしまう。
でも、そんな日もあるんですよね。
ピアノを弾いている時間って、良い日もあれば悪い日もある。
上手に弾ける日だけが”ピアノをしている日”じゃないんだと思います。
失敗した日も、音が途切れた日も、ちゃんと自分の音楽の一部。
そう思えるようになったら、少し気持ちが楽になりました。
そんな日も、きっと無駄じゃない
大人になってピアノをはじめると、うまくいかない日が多いです。
でも、それも含めてピアノなんですよね。
失敗した日があるからこそ、心が動く。
「もう少し弾いてみよう」と思える。
今日のぼくは、そんな”うまくいかない日”の中で、
あらためてピアノを続けている理由を思い出した気がします。
音を通して、自分と向き合う時間。
それがあるだけで、もう十分価値があるんですよね。
まとめ:「そんな日もあるよ」
発表会を前に、まだ緊張は残っています。
きっと本番もドキドキすると思います。
でも、今日の経験を通して「緊張してもいい」と思えるようになりました。
うまく弾けない日があっても、それは自分が真摯に音楽に向かい合っている証。
焦らず、比べず、今の音を大切にしていきたいです。
もしあなたも同じように、うまくいかなくて落ち込む日があったら、
「そんな日もあるよ」と、自分に声をかけてあげてくださいね
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失敗しても、うまく弾けなくてもピアノは楽しいよね♫
「落ち込んだ心をそっと立て直したいときに——」


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