大人ピアノ初心者の楽譜選び|失敗しない曲の選び方と指番号の決め方

練習のコツと上達法

新しい曲の楽譜を買っても、
「このアレンジ、自分に弾けるかな?」「指番号、どうつければいいの?」と不安になって、
なかなか弾き始められないことはありませんか。

この記事では、そんな大人ピアノ初心者の悩みに対して、
楽譜の選び方や、指番号のつけ方について、ぼくが実際にやっている工夫をまとめてみました。

ぼくは先生でもプロでもなく、まだまだ勉強中の一人ですが、
同じように悩みながら試している立場だからこそ書ける「等身大の視点」として読んでいただけたらうれしいです。

新しい曲を始めようとしたときの「大人ピアノあるあるの壁」

ピアノ教室に通い始めた頃は教材でレッスンを受けていました。

その教材に練習曲が入っていたのでその曲を弾いたり、
先生が編曲してくれた指番号付きの楽譜で練習していました。

ある程度、経験を積んでくると自分で楽譜を探すようになってきました。

その時に、問題が発生します。

それは

「この曲、自分のレベルで弾けるかな?」問題です。

僕の場合は

  • 弾きたい曲のピアノ版があるのか
  • 難易度が自分に合っているのか
  • 楽譜を取り寄せたのに、指番号で挫折しないか

ここが僕の「弾きたい曲」を選ぶときの最初の関門になっています。

きっと同じところで止まっている大人ピアノ仲間も多いと思います。

難しすぎる楽譜を選んでしまうと、思ったより弾けなくて
「自分ってこんなに弾けなかったっけ…?」と落ち込むこともありますよね。

そんな時の気持ちについて、別の記事で詳しくまとめています。
👉 大人になって始めたピアノ|上達が遅いと思うのはあなただけじゃない

まずは“楽譜選び”で迷わないためのチェックポイント

まずは“ピアノ用アレンジ”かどうかを見る

・「ピアノ・ソロ」の表記

過去に「ピアノ弾き語り」の楽譜集をネットで確認せず購入したらいつも見ている楽譜と違う!
そう思い調べてみたら「ピアノ・ソロ」と「ピアノ弾き語り」は構成が違うことに気づきました。

「ピアノ弾き語り」=歌う人の伴奏用
「ピアノ・ソロ」=ピアノだけで曲を完結させる用

調べてみた結果、こんな感じでした。

僕は、1人で曲を完結させたかったので、それ以来「ピアノ・ソロ」を選ぶようにしています。

・「やさしいピアノ」「初級・初中級」の表記

原曲はもちろん、同じ曲でもアレンジによっては何年かけても無理(笑)の楽譜もあります。

僕は必ず楽譜を見てから入手するようにしています。
当たり前のような気がしますが、ネット系で入手するときによく見落として失敗しやすいので
注意が必要だと感じてます。

ネット等で楽譜が確認できないときは「初級・初中級」などの表記をひとつの目安にしています。
もちろん楽譜の中身が確認できる時は見るようにしています。

自分のレベルに合っているか、ざっくり見るポイント

  • 左手の和音の数(3音・4音ばかりだとちょっと大変など)
  • 音域(五線から大きくはみ出す音が多いか)
  • テンポ指定が速すぎないか
  • 臨時記号(♯・♭)の多さ

これは僕にとって、かなり重視しています

楽譜のレベル表記が「初級・初中級」でもこの条件に当てはまるものもあります。

自己レベルアップのための練習曲選択なら選ぶのも『あり』だと思いますが、
楽しく、まずは曲を仕上げたい!
そう思う方は弾きやすい曲を選ぶ方が良いのかなと思います。

その基準となるのがこの4点のポイントだと感じてます。

指番号付きで、知っている曲の楽譜は“強い味方”

指番号付きのやさしめ楽譜は「指番号の教科書」として使えると思います。

僕は、ピアノ教室に通っているので指使いの基本は教材と先生のアドバイスを聞くことができますが、
独学の方はやはり「指番号付きの楽譜」の使用で傾向を知る方が良いかと思います。

知っている曲だと、指番号だけでなく“音楽の流れ”もイメージしやすいです

指番号の“最低限ここだけ知っておくと楽になる”基本

「指番号」や「指の運び方」については悩むことが多く、先生にアドバイスをもらったりしています。

そこで学んで意識していることをいくつか紹介していきます

指番号は、人によってつけ方も違うし、正解がひとつに決まっているわけではないので悩みますよね。
僕も最初は、どの番号で弾けばスムーズなのか分からず、弾きにくい運指のまま進んでしまうことがよくありました。

そんな中でも、毎日の練習を少しずつ続けられるように工夫している「ぼくの練習の仕組み」もまとめています。
👉 時間不足でも続けられた、ぼくのピアノ練習の仕組み

手を大きく動かさなくて済む指を選ぶ

  • 5本の指がムリなく並べられるポジションを優先
  • できるだけ同じ位置のまま弾けるようにする、という考え方

隣の音は、できるだけ隣の指で

ド→レ→ミ…のように上がるときは「1→2→3」など

反対に降りるときは「5→4→3」など

100%じゃないけれど、こういうパターンが多いと感じてます

次の繋がりとかの関係でこの法則が変化することもありますが、まずはこの基本で
指番号を決めていきます

ある程度弾いてみて違和感がある時は、指番号を変えてみて弾きやすくなった
経験もあるので、指の運びの感覚を優先しているところもあります

ぼくが実際にやっている「指番号のつけ方」

僕は教室で先生からのアドバイスがもらえますが、独学の方も参考になると思います。

「指番号のつけ方」で迷ったら、参考にしてみてください。

指番号付きの楽譜から「ルールと法則をなんとなく掴む」

指番号付きの楽譜で練習するとある程度「法則」的なものが見えてくると思います

音が上がる時、下がる時
音が少し飛ぶ時、大きく飛ぶ時
黒鍵への昇り降り
指くぐり、指またぎが必要な時

という場面で、僕は悩むことが多いのです。

指番号付きの楽譜を使用することで「指使い」の経験の引き出しも増え
「指番号」をつけることに悩むことも減りました

指番号付きの楽譜を「見る用教材」として使うのもおすすめです。

全部覚えなくてよくて、「この形のときはこういう指を使うことが多いんだな」と
パターンを見る感覚を掴むのには良いと思います

音階・スケール(ハノンなど)で“指の動きの基本”を体に入れる

最近チャレンジしている曲に「アルペジオ」がたくさんあります

親指から小指まで使用するので適切な「指番号」で弾かないと手詰まりになってしまいます

そこで悩んでいたのが「指くぐり」と「指またぎ」です。

アルペジオも1オクターブ以上をなめらかにつなげるには、どこかで親指をくぐらせたり、別の指をまたがせる必要があります

そこで最近取り入れたのが「音階・スケール」です

最近は曲練習が多く教材練習をしていないですが、「音階・スケール」は大切だから練習するように言われた
ことを思い出したので再開しました

僕は教室の教材ではなく「ハノン」で練習していますが、もっと簡単な「ドレミのスケール」からでも
OKだと思います

ここで大切なのは指使いの技術ではなく、

「このフレーズ、スケール練習と同じだ」と気づき、目的の指運びの参考にできることが大切だと僕は思っています

動画付きの楽譜やYouTubeの指を観察する

ここでは、演奏方法ではなく「指番号」を決めることの悩みを解決することが目的です

  • 楽譜についている模範演奏動画
  • YouTubeの「弾いてみた」動画
  • 「音」だけじゃなく「どの指で弾いているか」を見るという視点を意識する

特にネットで楽譜を入手するときは、合わせて動画も添付されているものも多いので
入手するとき「演奏動画付きの楽譜」にするのも良いかと思います。

自分でつけてみて、先生に添削してもらう

教室に通っている方はもちろん先生に添削してもらのが1番だと思います

流れとしては

1,完璧にしようとせず、とりあえず自分なりに全部付けてみる

2,レッスンで先生に「ここ、どうしたら弾きやすいですか?」と聞く

3.先生に直してもらうと、自分用のオリジナルの指番号付きの楽譜になる

4,弾いていて、違和感がある時は再度先生に相談してみる

この流れの繰り返しです。

僕は、この流れで「指番号」をつけることが多いです。

僕が指番号の感覚をつかむために使っている楽譜集の例

僕が過去に購入した楽譜集です

音名と指番号が記載された楽譜集になります

かなり昔に購入した楽譜集で、音名が入っていると文字に頼って「音読みが遅くなる」
と勘違いして本棚に仕舞っていたものです

タイトル:『ピアノ・ソロ 好きな曲からはじめる やさしいニューミュージック&ポップス』

53歳の自分が若い頃に聴いていた曲が多く、モチベーションが上がる

「やさしい」アレンジで、今の自分のレベルにちょうどいい

そして、指番号や音名が書いてあって、
→ 「こういう流れのときは、だいたいこういう指を使うんだな」というパターンをつかむのに役立っている

今の自分「ピッタリだ!」そう思って、本棚から引っ張り出してきました。

今回の練習では、
『ピアノ・ソロ 好きな曲からはじめる やさしいニューミュージック&ポップス』という楽譜集を使いました。

大人になってからピアノを始めた人でも弾きやすく、やさしめのアレンジが多いので、
「いきなり難しすぎて心が折れる…」ということが少ない本だと感じています。

特に、指番号の感覚をつかむうえで、
「こういう流れのときは、だいたいこういう指を使うんだな」というパターンを知るのにも役立ちました。

👉 今回の練習で使った楽譜はこちら
『ピアノ・ソロ 好きな曲からはじめる やさしいニューミュージック&ポップス』
(Amazonで詳しく見る)

発表会の曲はいつも背伸びした選曲なので時間がかかってしまいます。

僕に今必要なことは、たくさんの楽譜に向き合って少しでも多くの経験と成功体験を
積み重ねることだと最近感じるようになりました。

僕にとって、この小さな成功体験を積み重ねるために、僕はこの楽譜集を”指番号の教材”として
使っています

それでも迷うときの考え方:「完璧な指番号じゃなくていい」

  • 指番号は後から直してもいいの?
  • 最初は「これが正解かな?」ではなく、「とりあえずこれでやってみよう」でOKです
  • 実際に弾いてみて
    • 弾きにくい
    • 手が突っ張る
      と感じたら、そのときに指番号を見直していく
  • 大人にとって大事なのは
    → 完璧な指番号より「自分が弾きやすくて、続けやすい指番号」だと思っています。

僕もレッスンで指番号変更することは時々あります。

同じ間違いが続いたり、演奏を見て弾きにくそうにしている時は指番号の変更を
提案されたりします

よく言われることで、「人によって手の大きさなど個人差がある」
だから、人によって合った指運びがあるということを・・・

「指番号」は弾いてみて、そこから「弾きにくいと感じたら変更してみる」
くらいでいいのじゃないかと思いました

この記事への「こうすると弾きやすいよ」アドバイスも大歓迎です

楽譜を入手した時いつも迷います

指番号や指の運び方 音よみや、リズム

初めは弾いている時間より悩んでいる時間の方が多いかもしれません。

そんな僕が今どうやって曲に向かい合っているかを記事にしました

今はまだ試行錯誤の段階です

そこで

「私はこう楽譜を選んでいます」

「指番号はこんなふうに考えています」

「この本が参考になりました」

など、先輩ピアノ仲間からの一言アドバイスがあればすごくうれしいです。

コメントなどで教えてもらえたら、今後の記事でも少しずつ紹介していき、皆さんで共有できたら
いいですね。

ちなみに、「みんなはどんなふうに練習しているんだろう?」という視点でまとめた記事もあります。
実際に大人でピアノを楽しんでいる方々に、練習時間や工夫をインタビューしたものです。
👉 大人ピアノの練習時間はどう作る?みんなの工夫から見えた“続けるコツ”

まとめ:新しい曲に挑戦するときに大事にしたいこと

新しい曲を始めるとき、
「この楽譜で大丈夫かな」「この指番号で合っているのかな」と、
不安になるのは大人ピアノ初心者あるあるだと思います。

でも、
・自分に合った難易度の楽譜を選ぶこと
・指番号付きの楽譜や動画から、少しずつ“パターン”を学んでいくこと
・とりあえず自分でつけてみて、先生に相談すること
こういったステップを踏んでいけば、
「よく分からないから進めない」という状態からは、少しずつ抜け出せるはずです。

ぼく自身も、今でも新しい楽譜に挑戦するときは不安だらけです。
それでも、「完璧な指番号じゃなくていい。今の自分が弾きやすい形を探していこう」
と思えるようになってから、少し気持ちが楽になりました。

同じように、新しい曲にチャレンジしたいけれど、
楽譜選びや指番号で止まってしまう方の背中を、
この記事が少しでもそっと押せたらうれしいです。

🔗関連記事 まとめ 

楽譜選びや指番号の悩みは、誰もが一度は通るもの。
あなたに合ったスタイルが見つかれば、ピアノはもっと楽しくなります。

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