「ピアノを趣味で初めたけれど、練習時間が足りない・・・」
そんな悩みを抱えているあなたへ
ぼくも同じように「時間がない」「練習が続かない」ことに悩んでいました
でも、ちょっとした工夫と“練習のパターン化“で、毎日少しづつピアノに触れる習慣をつくることができたのです
この記事では、時間のない日でも続けられる練習パターンと続けれれるためのコツを紹介します
この記事を読めば「今日は疲れているけれど少しでも弾こう」と思えるようになるはずです
毎日練習したいのに続かないあなたへ
毎日練習することが大事だとわかっていても、忙しい日や疲れた日はつい後回しになる
練習方法がいろいろと紹介されているけど時間がない中どれもこれもできない
いざ練習しようとしても他の誘惑に負けて手が止まってまう
なかなか上達した感がなくて続けていくのがいやになっちゃた
これらはみんなぼくが経験していたことです
そんな中一つ一つ原因を整理することで少しづつですが、毎日ピアノに触れられるようになりました
今回はその方法を紹介します
練習を続けるための考え方
まずはピアノの椅子に座り鍵盤のふたを開けること!
まずはこれからです
ぼくの場合、これができれば、ほぼその日はピアノを弾くことはできます
そのためには、練習時間を決めるより「いつやるのか」を決めると良いです
例えば出勤後・帰宅後・食事が済んでから など
※僕の場合は独身一人暮らしなので、全てのこと(家事や食事、入浴など)やって、あとは寝るだけ
この状態になってから練習するようにしています
その時がきたらとりあえず「ピアノの椅子」に座るのです
この方法、効果絶大!超オススメです
椅子に座るだけであとはなんとかなります
20分でもOK! 短くても続けることのメリット
・上達のカギは「量」より「頻度」
ピアノを練習している人は経験していると思いますが、練習をお休みしてから日にちが空いた時
いままでできていたことができなくなっていたり、指が動かなくなっていたことありませんか?
毎日、高密度の練習ができていればいいのですが、ぼくには無理です(笑)
だけど、ピアノの椅子に座って少し触ることぐらいならできます
練習するというよりピアノを弾こうと思うのがコツなのかもしれませんね
毎日少しづつでもピアノに触るのと、触らないのでは指の動きの感覚がが全然違いますよ
・SNSやスマホの時間を1/6削って練習に置き換えるのもアリ
これは余談ですが、今住んでいる愛知県のある都市がスマートフォンの適正使用の推進に関する条例がでたそうです
それだけスマホを長時間使用している人が多いということなのかもしれませんね
そのSNSやスマホの時間を見ている時間をほんの少しピアノを弾く時間に回してみるのはどうでしょうか
そのほんの少しの時間の練習で指の動きがスムーズになったり、
小さな変化でも上達を感じられたらピアノがさらに楽しくなりますよ
家にいる時間でSNSやスマホの使用時間が長いかなぁ
と感じた方は少しだけでいいのでピアノに触ってみるのもいいものですよ
練習前に環境を整えておこう
集中できる空間をつくる
- 携帯は遠ざける、通知は切る
- メトロノームアプリを使うなら「集中モード」で使う
(携帯機種によって違うと思いますが、携帯を使用していても一時的に通知が出ない設定を使用します) - ピアノの練習時には周りに必要ないものを置かない
練習中に携帯の通知音がなると気になったりしますよね
ぼくは集中力が続かないのですぐに他のことをしてしまうので、手に届く位置には物を置かないようにしています
集中できる環境をつくることは短時間で集中して練習するためにはとても効果があります
ウォーミングアップで集中力のスイッチを入れよう
ぼくは前に紹介したハノンやスケール練習で指の準備運動をします
この準備運動をすることで集中力のスイッチが入ります
ハノンはほんと無心になるので集中できます
日によってはこのウォーミングアップだけで終わることもありますが
とにかく毎日少しでも練習をすることが大事
だから、練習する気分でなくても、このハノンだけはやるようにしています
(スケール練習はこのハノンの中にあるのでワンセットとしてやっています)
ハノンはとにかく指をうごかすので無心できます
余計なことを考えなくてできるので気分が乗らない日でもできます
あと、メトロノームを使用しているのでリズムどりが苦手な人も
毎日やることで苦手意識が減っていくのもメリットですね
練習内容の決め方
レベルに合った曲で「弾ける感覚」を得る
成功体験があるとモチベーションが続きます
ぼくは音楽教室に通っているので、その教本を使用したりします
とても簡単な4小節程度のフレーズなので弾くことに集中できます
弾くことができるようになれば次は表現にチャレンジするとさらに力がつきます
独学で練習している方はこのポイントの楽譜を探すと「弾ける感覚」が掴みやすいと思います
- 左手の音符が少ない
- 3音以上の和音がない
- 素早い指の動き、音符間が離れていて遠くジャンプしないといけない楽譜
楽器店の楽譜コーナーに行って探してみるのもいいですね
まずは、簡単なフレーズ練習でもいいのいで「弾けるのだ!」という感覚があると
自信がつくのでモチベーションもアップしますよ
チャレンジ曲を一つ入れると成長が見える
楽譜の選び方
難しい曲がすこしづつ弾けるようになる喜びが練習する原動力になります
ピアノを始めたからにはやっぱり弾きたい曲を弾きたいですよね
ただ、弾こうと思って取り寄せた楽譜が難しくて弾けなかったことありませんか?
ぼくは新しく弾く曲を探す時は必ず楽譜を見てから取り寄せたり購入するようにしています
できれば、動画などで演奏風景が確認できる楽譜もあります
そういう楽譜をえらぶと曲の雰囲気や指遣いなど参考にできるので良いですね
曲を仕上げるためのステップ
チャレンジ曲は長めになりがちです
フレーズやパート別に分割して少しづつ確実に弾けるように進めていくのが効率的です
習い始めた頃は一度に最後まで弾こうとして結局全てが中途半端になってしまい
仕込みに時間がかかっていました
ならば、少しづつでいいのである程度弾けるようになってから先に進むようにしたら
結果的に仕込み時間を短縮することができました
※確実に弾けるようになってから進むのも良いですが、
ぼくは趣味でやっているので完璧を求めると心が折れるのである程度で進むようにしています
右手だけ 左手だけ 分けてある程度弾けるまでやる
右手、左手 それぞれある程度、弾けるようになったら両手にチャレンジ
右手、左手が弾けても両手同時になるとどうしてもうまくいきません
この問題は「ピアノ練習あるある」だと思ってます
そういうものだと思えば気が楽になります
少しづつバラバラだった音が重なった瞬間がぼくは好きで、
弾けるようになった実感があるのでそれをめざしてがんばってます
好きな曲、弾きたい曲 弾けるようになったらうれしいですよね
はじめは出来なくても、できるようになっていく過程も楽しめたら更にピアノが楽しい!
そう思えたらいいですね
その日の調子に合わせて練習を選ぶ
ぼくみたいにピアノを趣味でやっている人たちも
忙しかったり疲れていたり、ゆっくりしたい日もあるでしょう
逆に弾き始めたらあっという間に時間が過ぎていて寝不足になったこともあると思います
だから、練習内容はその日の調子で決めても良いと思っています
「リズムの日」「チャレンジ曲の日」「無心になりたいのでハノンだけ」
それでも良いし、今日は頑張りたいので一通りがんばる!でがんばるのもいいですね
もちろん途中の調子で延長、短縮でもありだと思っています
時間がない、少ない練習時間しかとれない
そんな時こそ、やることを決めることで短い時間での練習が良い練習につながると思っています
意識すること・注意すること
完璧を求めない
趣味のピアノ、楽しいですよね♪
歳を重ねても続けられる趣味だからこそ長く続けたい
その秘訣は
完璧を求め過ぎない
だと思っています
もちろん「良い加減にやってもよいのか」そういうことではありません
あまり完璧を求めすぎると自分自身がどうしたら良いかわからなくなってきます
楽しくなくなってくることもあります
そうならないためにも過度に完璧を求めようとしないことが続けていくコツです
上達するためには完璧を求めることも必要ですが、練習に行き詰まった時は
リラックスして「ゆるゆる」で練習するのも必要だと思ってます
その日の目標を小さく決める
忙しいなかせっかく練習をするなら、実のある練習にしたいですよね
そのカギになるのは
小さな目標を決めることです
目的をもって練習をするのとしないのでは成果が違ってきます
小さくても目標があれば頭の中では「こうしたい」というイメージが出てくるので
練習に集中できるはずです
自分の中の目標なので人と比べる必要はありません
自分の中で「できたらいいなぁ」「こうしたいなぁ」そう思った小さなことで良いのです
その小さな積み重ねが毎日継続すれば大きな成長になります
もし、目標に対してうまくいかなくても良いのです
目標に対してやろうとしたこと、それだけで価値があります
できなかったことを気にする必要はありません、次の日以降の練習でチャレンジすればいいのです
大きな目標を立ててしまうと、出来なかった時に原因が多過ぎて分からなくなりがちです
だけど小さな目標だとすべきことが見やすく達成しやすいので成功体験が積みやすいです
成功体験という達成感があるから明日も練習できる
そう思えるようになるのが「目標を小さく決める」の目的です
練習を録音・録画してみる
これ、時々やってみるのをオススメします
自分では気づかない癖がわかります
姿勢や、手や腕の使い方 身体がどう動いているか動画撮影したらよ〜くわかりますよ
録音すれば弾いている時とは違った感覚で聴くことができるので
リズムや強弱、音の長さなどイメージと違っていることに気づくことができます
以前に撮った動画を振り返ったことありますが、今ならこう弾いてみようと思えたりして
自分の成長を感じることができます
録音・録画をして自分の演奏や練習を聴くのはなんだか恥ずかしい気もするのですが
聴き慣れてくると良い練習になりますよ
弾くのも大切ですが聴くのも良い練習になります
- うまく弾けないけど原因がわからない
- 先生に言われているけれどよくわからない
- 身体が痛くなってきた
そんな時は自分の演奏や姿を見たら解決のきっかけが見つかるかもしれませんよ
まとめ
ピアノはすぐには上手になりません
ぼくだけではないと思います
まずは
コツコツ少しづつでも良いので練習を続けること
だと思っています
今日の少しの練習が1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、一年後の上達につながります
まずは毎日少しづつでも練習する習慣をつけよう
そう考えてこの仕組みを考えてみました
旅行にいってピアノにさわれない日がある
病気で体調が悪い
お酒飲んで気分がいいのでピアノ弾いてみた
そんな時もあっていいのです
完璧に弾こう、練習しなければならない
そう堅く考える必要はないんです
1番大切なのは
ピアノを楽しく弾き続けること
なのです
この記事を読んだ方がピアノを楽しく弾き続けられる
そんなヒントとして役立つことができればうれしいです



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